虫歯治療


General Dentisty

軽度の虫歯から痛みを伴う虫歯まで、全ての症状に最適な施術を行います。また、小児治療も対応しておりますので、小さなお子様の乳歯・永久歯の虫歯治療もご相談ください。


歯の痛みが強くなってからご予約をいただく患者様も多いです。急性症状のときは処置を優先しますが、それ以外の場合では、まずは患者様自身の歯ブラシ習慣の確立と口内のクリーニングを行います。これは治療の精度を高めるためにお口の中の環境整備を前もって行うことと、治療した後に虫歯を再発させにくくする為です。

患者様に負担のない虫歯治療


当院では患者様の負担を少なくするために、3つのことを心がけた虫歯治療を行っています。

無痛での治療、最小限の侵襲、神経を残す。表面麻酔、電動注射、MTA製剤による神経の保護をしています。

削る量を最小限にする、神経を守る、なるべく歯を抜かないのはもちろんですが、当院ではインプラントや歯周外科が大変多いので、オペ後の不快感低減のため術前術後の鎮痛薬・炎症を抑えるステロイドなど薬の組み合わせには大変こだわっています。

患者様の負担を抑える工夫


虫歯治療で患者様の負担となるのが、痛みです。

そこで吉武歯科医院では患者様の負担を減らすために下記工夫を行っています。

麻酔によって痛みを取り除く



表面麻酔

麻酔注射の前に表面麻酔を塗布して、注射時の痛みを軽減します。


注射針は最も細い針を使用

最も細い針を使用することで痛みをより少なくします。注射針は細小の35Gの細さを使用しています。


電動麻酔・麻酔液の使用

麻酔液も温めて使用します。


5倍速コントラ

5倍速コントラを使用することで、通常のものより回転数が多いため歯を削る時のダメージを軽減させます。

また、歯を削る時の音が不快に感じる方もいますが、5倍速コントラを使用することで音も抑えます。

歯を削る量を最小限にする


虫歯の歯にはレントゲン撮影を行い虫歯の位置を的確に把握します。歯を削る際には高倍率ルーペを着用し、肉眼の数倍拡大して無駄に歯を削らないように治療します。


う蝕検知液

「う蝕検知液」を使用して虫歯の部分と健康な歯をしっかりと見極められるようにし、う蝕以外の切削を最小限に抑えます。

神経を残すための工夫


虫歯が深く神経への接近が見られた場合は、MTAセメントで必ず裏層します。

虫歯の予防治療の流れ


① 歯垢(プラーク)の染め出し


歯垢(プラーク)の染め出しを行い、歯垢を赤く染め出します。

当院では位相差顕微鏡(倍率3600倍)でお口の細菌を見ることができます。虫歯のメカニズムをしっかりとご理解いただきます。

患者様と話す歯科衛生士

② ブラッシング指導


日々、ご自身で維持する為のブラッシングがきちんとできていないと元の状態に戻ってしまいます。良い状態(治療終了時)を保つためブラッシングの腕を磨きましょう。歯磨きのプロ、当院の衛生士があなたにあった方法を親切、丁寧に指導します。

ブラッシング指導をする歯科衛生士

③ ブラッシング後の確認


しっかりとブラッシングが出来ているか、手鏡などで裏側など隅までチェックいたします。

患者さまに説明する歯科衛生士

④ PMTC(歯のクリーニング)


歯石、茶渋、タバコのヤニなどの着色を専用の器械でさっぱり落とします。

ほとんど痛みはございませんので、ご安心下さい。

歯科医師によるクリーニング

⑤ フッ化物の塗布(トレー法)


歯形に合ったトレーを使用して5分間口腔内で保持します。

フッ素のイラスト

虫歯治療に使う被せ物について


保険の金属やCAD/CAM冠、Peek冠、自由診療ですとセラミックやジルコニアなど扱っています。型どりをしない直接修復ですとCRは勿論のこと、フッ素を解き放ち予防に適したグラスアイオノマーセメントも使います。

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虫歯の原因